子連れでこんぴらさんに参拝~本宮拝殿からさらに奥の厳魂神社までいってきました

お出掛け

「こんぴらさん」と「長い階段の神社」で有名な香川県にある金刀比羅宮は、参道から本宮拝殿まで785段、さらに上の厳魂神社(奥社)までは1368段の石段があります。

香川県で有名な観光スポットとなっており、「子連れでも階段を登り切れる?」「何歳からおすすめ?」と気になっているパパママも多いのでは?

年長の娘が居る我が家も登り切れるか不安になりながら、厳魂神社(奥社)を目指して年末に幸先詣してきました♪

今回は、長い階段で有名な香川県金刀比羅宮の子連れ参拝の様子やおすすめの持ち物などをレポートします。

金刀比羅宮の長い階段は幼稚園児でも登れる?

年長の娘は余裕で登れた

娘が疲れたらリタイヤしようと思っていたのですが、結論から言うと、一番上の厳魂神社(奥社)まで一度も文句言うことなくるんるんで登れてしまいました。

出発する前には、あまりに不安で自宅の階段を何往復もしてみて「これの何倍も登らないといけないんだよ」と娘に確認しながら予行演習までしたのですが、実際に登り始めると主人と娘はどんどん先に行ってしまい、私が置いて行かれました。。

とは言え、1368段は本当にしんどい!

登っても登ってもゴールが見えない階段に息が切れるし足もパンパンになり大人でもきついです。

登っていると、子連れも見かけましたが、登れば登るほど抱っこ率が増えていく。。

ちょうど年長さんから小学校低学年くらいの子から自分の足で最後まで登れる様子でした。

でも、子供だしその日の体調や気分にもよるかな?

金刀比羅宮の階段は、1段の幅が急に狭くなったり、高さが均一ではないので抱っこして登るのは足元も見えず危険です。

最後まで階段があり道も整備されていますが、ほぼ登山ですので、子連れで行く時はリタイヤすることも考えておいた方がいいです。

階段のスタート地点には、うどん屋さん、カフェ、アイスクリームやさん、お土産屋さん、足湯といろいろありますので、チャレンジしてみて途中でリタイヤしても楽しめます♪

参拝道中の様子

【11:12】うどんを食べる

私自身、小学生の頃に家族で参拝したことがあり、道中には店などがほとんどなく、とにかく階段が続いている記憶があったので、登る前に参拝口のうどん屋さんで腹ごしらえをしました。

入ったのは、「こんぴらうどん 参道店」さん。

写真は、子供が頼んだ「わかめうどん」。

どこのうどん屋さんに行ってもメニューにある定番ですが、運ばれてきてびっくり!

わかめ大好きな娘ですが、これは、、、わかめすぎる!!(笑)

私は、「かき揚げうどん」を頼みましたが、こちらも大きなかき揚げが入っていて腹ごしらえはばっちりでした。

階段のスタート地点前には、先程も挙げた通り、うどん屋さん、カフェ、アイスクリームやさん、お土産屋さん、足湯と気になるお店が沢山並んでいるので、つい寄り道したくなりますが、ここはうどんだけで我慢。

ひとつひとつ見ているとどんどん時間がたち、登るのが遅くなってしまいます。

【11:38】階段を登り始める

お腹もほどよくいっぱいになったところで、参拝スタート。

登り口には、つえの貸し出しもあります。

365段地点にある大門前までは階段の両脇にお店が続きます。

子供の目線におもちゃが置いてあるので、ここでおもちゃを欲しがってぐずってしまう子も見られました。

ショッピングセンターのエスカレーターやエレベーターよりも階段を選ぶくらい階段好きな娘は、登るのに夢中でここは難なくクリア。

序盤から急な階段に一気に体がぽかぽかしてきて、12月の真冬でしたが大門につく前には全員上着を脱いでいました。

息が切れて喉が乾くので、途中水分補給もよくしました。

子供は駆け上がりたくなるようですが、こけて石段に顔を打ってしまい鼻血が止まらなくなってしまった子がいたので、走ったら危ない事を先に伝えておいたほうがいいかもしれません。

【12:06】本宮拝殿に到着

階段1段目から本宮拝殿まで785段で約30分かかりました。

幸先詣での催しなどはありませんが、途中にはもう新年の看板などが用意されており、年越しの雰囲気を味わえました。

長い階段を登り切ったあとに見える立派な社殿に感動。

社殿向かって左手には広々とした展望エリアがあり、海抜251mから見下ろす景色にここまで登ってきた疲れが吹き飛びます。

本宮拝殿からは、琴平町を一望でき「幸せの黄色いお守り」を購入することができます。

病気や災いから身を守り、健康と幸せをもたらしてくれるというありがたいお守り。

お守りには大きく金という文字が入っていて、なんだか幸運だけでなく金運も引き寄せそうです!

本宮拝殿には10分ほど滞在して、さらに上にある厳魂神社(奥社)を目指して登り始めました。

本宮拝殿から厳魂神社(奥社)までは、583段。

途中、屋根の下に座って休憩できる場所はありましたが、お店などは一切ありません。

【12:33】厳魂神社(奥社)に到着

本宮拝殿までよりもきつく感じる階段を登り切りついに厳魂神社(奥社)に到着!

厳魂神社(奥社)にも立派な社殿があり、1368段登り切った人しか来られない場所だと思うと達成感はひとしおでした。

ここでは、本宮拝殿にあった幸せの黄色いお守りは売っておらず、「厳魂神社天狗御守」を買うことができます。

黒いお守りに天狗が力強く描かれており、「幸せの黄色いお守り」とは雰囲気の異なるお守り。

人知では計り知れない霊妙不可思議なパワーが宿るとされており、災厄から身を守ってくれます。

ここでは、御朱印も購入することができ、黒い紙に天狗と鳥天狗の絵、金色の文字で厳魂神社と入っており、とてもかっこいいです。

海抜421mから見下ろす景色は、本宮拝殿とはまた違った風景に感じました。

写真も撮りましたが、奥社からの景色はお楽しみということであえてここにはアップしません。

【12:50】下山開始

参拝とお守り・御朱印を購入・休憩で20分程滞在して下山を開始しました。

ここでまた、子供は駆け下りたくなるようで、娘もたったったーと降りてしまい主人が追いかけていったのですが、後を追おうとした私は数段で膝を傷めました。

階段って下りの方が膝に来るんですよね。

普段の生活が運動不足すぎるのか、登ってきた疲労のせいか、どうにも痛かったので階段の踊り場でストレッチしてなんとか下山再開。

皆さんも、登りよりも下るときに膝を傷めないようにお気を付けください。

膝に不安があるという方は、参拝口で杖を借りましょう。

厳魂神社(奥社)から本宮拝殿までは、登ってきたのと同じ道。

本宮拝殿からは、登ってきた道とは別に下山専用の道があり、そちらから降りました。

【13:43】参拝口に戻ってくる

下りは膝を傷めないように要注意ですが、下り始めると登りのようなきつさはなくあっという間に参拝口に戻ってきました。

ここまで目安に時間を記載しましたが、子連れにしては速いペースだったと思います。

しかし、無事に参拝できて、ほっとしたのもつかの間、ここで娘に異変発生!

参拝口まで階段を降りながら暑い暑いと言っていた娘が、参拝口前に並ぶお店を見始めた途端、急に寒がり始めました。

どうやら、休憩なしで大人を上回るようなペースで登り続けた娘は12月の真冬にも関わらず汗びっしょりになり濡れた服に体温を奪われてさむくなってしまった様子。

冬は熱中症の心配がありませんが、体温調節が難しいですね。

暖かいお店の中でお団子を食べて持ち直しましたが、汗で濡れた服を降りてすぐ着替えさせれば良かったと後悔しました。

子連れの皆さん、冬も着替え(下着まで)持参は必須ですよ!

写真は、お団子とお煎りソフト。

お団子は、柔らかくて暖かくて、とても美味しかったです。

お煎りソフトは、見た目も可愛いい!

帰りは、気になっていたプリンをお土産に購入。

おしゃれなフォトスポットも発見して撮影。

娘は、「もっと登りたかった」「楽しかった」「お願い事したよ」と大満足でした。

こんぴらさん子連れ参拝のポイント

実はワープできる?!

長い階段が不安という方は、最高500段まで車で移動することができます。

おすすめは、365段の大門まで行けるシャトルバスを利用する方法。

往復でも利用できるため、少しでも階段を省略したいという方にはおすすめです。

大門まで行けるので、ここまでにある階段両脇のお土産屋さんのおもちゃの誘惑も心配いりません。

ただし、予約が必須です。

また、500段の地点にある資生堂パーラー「神椿」を利用すれば無料駐車場に停められるようですが、停めたまま参拝していいのかどうかは公式HPにも明確な記載がなく、確認が要りそうです。

特に土日や年末年始の混雑時は迷惑でしょうし、自家用車ではなくタクシーで「神椿」駐車場まで行き、店内で食事した後なら、気持ち良く参拝できそうです。

山登りくらいの気持ちで

こんぴらさんと呼ばれる金刀比羅宮は、山の上にあり、奥社まで行くと海抜421mにもなります。

奥社まで階段があり、道も整備されていますが、慣れない方は山登りだと思って挑んだ方が良さそう。

歩きやすい靴は必須で、たまにブーツやヒールのある靴の方を見かけますが本当にしんどそうです。

足元はスニーカーで、服装は体温調節できるように特に冬は重ね着がおすすめ。

子連れなら、子供の飲み物・着替え(下着まで)・両手があくようにリュックも用意しましょう。

我が家の場合、薄手の長袖、トレーナー、上着を着せていました。

脱いだ服をどんどん入れられる大きめのリュックも重宝しましたよ。

まとめ

今回は、香川県にある長い階段で有名な金刀比羅宮(通称こんぴらさん)に、未就学の年長娘と厳魂神社(奥社)を目指して年末に幸先詣してきた時の様子をレポートしました。

これから、子連れで参拝しようと考えている方の参考になれば幸いです。

階段は本当に大変ですが、登り切ったあとの達成感は格別です。

実は、参拝してすぐに夫婦共に良いことがあり、「これは早速御利益が!!?」という嬉しい出来事もありました♪

リタイヤしたとしても、階段前にある参道のお店だけでも充分楽しめるので、子連れでも挑戦する価値ありです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました